クレジット
ノート
「明日また会える」ことは絶対になく、歌詞に登場する「君」は概念であり非存在である。つまりこの歌はただウキウキとした会いたい気持ちのきらめく瞬間を残酷にもトリミングしてラミネート保存したパッケージである。イントロ/アウトロのみのフレーズ「私が(呼んだら|好きなら)今すぐ来てね」によって世界が閉じており、彼女が待つ「君」は明らかに生者ではない。我々に「会いに行けなくてゴメンな」と思わせることから、我々の葬送曲にこそふさわしい。
「明日また会える」ことは絶対になく、歌詞に登場する「君」は概念であり非存在である。つまりこの歌はただウキウキとした会いたい気持ちのきらめく瞬間を残酷にもトリミングしてラミネート保存したパッケージである。イントロ/アウトロのみのフレーズ「私が(呼んだら|好きなら)今すぐ来てね」によって世界が閉じており、彼女が待つ「君」は明らかに生者ではない。我々に「会いに行けなくてゴメンな」と思わせることから、我々の葬送曲にこそふさわしい。